PDFにしおりがない?目次の確認から素早い補完まで
多くのPDFは開いてもサイドバーが空で、長い文書を延々とスクロールするしかありません。実はしおりが生成されていないだけで、目次ページが元から入っていることも多いのです。しおりが欠ける原因、目次の確認方法、素早い補い方を解説します。
PDFにしおりがないことが多い理由
主な原因は3つです。スキャン(紙が画像になり、読める文字もアウトラインもない)、ワープロからの「エクスポート/PDFとして印刷」でタグ(しおり)生成の項目を外した場合、別ツールで再処理されしおりが失われた場合です。
つまり欠けているのは多くの場合「ナビゲーション情報」で、内容そのものではありません。読めるテキスト層、とくにページ番号付きの目次ページがあれば、しおりは簡単に補えます。
PDFに目次があるかを見分ける方法
まずサイドバーを確認します。主要リーダーで「しおり/アウトライン/目次」パネルを開き、空かグレーならナビゲーション情報はありません。次に最初の数ページで「目次」「Contents」といった見出しのページを探します。それが使える目次ページです。
文字層の有無は、リーダーの選択ツールで数語をドラッグして確認します。選択・コピーできればテキストがあり、見出しを自動認識できます。何も選べなければスキャン画像の可能性が高く、まずOCRが必要です。目次のページ番号は、必ず本文の実際のページと照合してずれを防ぎましょう。
既存の目次から素早くしおりを補完
一番楽なのは、ツールに目次ページを直接読ませる方法です。見出しと対応ページ番号を抽出し、階層どおりにしおりを書き込みます。手作業なら目次を開いて一件ずつ作成し、自動化なら見出し認識も階層判断もソフトに任せられます。
自動生成は、技術マニュアルや学位論文など長く階層の深い文書に最適です。速く、ずれも起きにくい。PDFBookmarkGenはまさにこの発想で、目次ページを読み、見出しとページ番号を自動照合し、ワンクリックでしおり付きファイルを出力します。
編集後もしおりを残すコツ
しおりを失う原因は多くあります。「レイアウト変更/軽量化/結合」するツール、印刷ドライバでの再生成、一部ページだけの書き出しなどです。前後でしおりパネルを確認し、アウトラインを保持する選択肢を優先しましょう。
それでも消えた場合は、目次ページのある原本からもう一度生成すれば済みます(前節参照)。先にしおりを付け、後で圧縮や結合を行う順番にすると手戻りが減ります。
FAQ
別のソフトで開くとしおりは消えますか?
処理中に意図的に削除されなければ、しおりはファイル内に保存され、対応リーダーならどれでも表示されます。失われうるのは「再生成/印刷」などファイルを作り直す操作のときだけです。
目次のページ番号と実際のページが合わないときは?
ヘッダーやフッターによるずれがよく原因です。しおり生成時にページ番号のオフセット補正を使うか、まず数件を手で確認してからまとめて調整し、全体のずれを防ぎましょう。
スキャン版PDFは文字層がないのですが、自動でしおりを付けられますか?
まずOCRで文字を抽出する必要があります。スキャンに目次ページがあれば、OCR後に目次から生成できます。目次がない純粋なスキャンは、たいてい数件を手で補うことになります。
しおりのないPDFにも章ジャンプを
PDFBookmarkGenが文書内の目次ページを読み、クリックできるしおりを自動補完。スキャンはOCRと組み合わせて対応でき、長文書の検索もスクロールバーに頼らずに済みます。